こんにちは
kurotoです。
今回は、佐賀県にある矢山クリニックに行った時の話を書きたいと思います。
あくまで感想です。留意してお読みください。
私が矢山医院に行くきっかけは、花粉症を完治させたいと情報を見つけるために行ったネットサーフィンでした。花粉症の症状が出て、薬を飲んで、治るといった一連の流れがいかにも対処療法だなと日頃から感じていて、YouTubeをみていると矢山先生のYoutubeチャンネルを見つけて、興味をもち、通院を決めました。
動画を見ていただけると分かると思いますが、なかなかに胡散臭いですよね。笑笑
私も胡散臭っ!と思いました。でも、よくよく調べていくとこの矢山先生は、九州大学医学部医学科を卒業し、佐賀県の病院で働いていた、れっきとしたお医者さんなんです。何かの講演会で矢山先生は、「西洋医学では人を治せなかったから、様々なものを試したら、気や波動にたどり着いた。」とおっしゃられていました。医師が言うと説得力がありますね。このような気や波動などは、私たちからすると「よく分からないもの」ですが、矢山先生について調べているうちに、この人は気や波動といったよくわからないものを研究して、体系的にまとめて、「よく分からないもの」から「少しでも分かるもの」にしようとしているのではないかと思うようになりました。
実際に矢山医院に行くと、上の動画で紹介されている「ゼロ・サーチ」なるものを診察で使われます。まさにレーザーポインターみたいなもので、動画と同じように緑色のポインタを当てられます。すると、「ああ、ダニを吸ってるね。」や「鼻にカビがいる。」などということを言われます。口を開けると、「金属の詰め物してる?」と聞かれ、ありますと答えると、「ああ、この詰め物も悪さしてるね。」と言われます。どうやら、矢山医院では、西洋医学で言う菌やウイルスは病気を引き起こす「強い菌」だそうで、体がだるいなどの病気とまでは言わないけども、体の不調を引き起こすのは、「弱い菌」らしいです。この「弱い菌」というものは、生ものに含まれているそうです。ダニなども同じような理由で慢性的な鼻炎の原因らしいです。そのため、布団の掃除やカーテンの掃除の仕方をレクチャーされました。また、歯の詰め物に関しては、金属が口の唾液と化学反応を起こし、微量の電流が流れるため、体のバランスを崩し、頭痛などの原因になるそうです。
そして、「レヨメータ」なる機械で、片手に金属棒を、もう片方には、小瓶を持たされて、検査?されました。その小瓶には、小麦粉やダニ、花粉など抗原になりうる物質がそれぞれ入っています。先生曰く、私はグルテンアレルギーだそうです。グルテンは小麦粉に含まれている物質です。そのため、グルテンフリーの食事に切り替えなさいという指導を受けました。そうすることで、体の不調が改善されるからとのことでした。そして、薬の選定では、19番の小青竜湯という漢方薬との相性がいいからということで、小青竜湯を処方してもらいました。先生曰く、相性が良いの基準はその薬を手に持った時に息の通りがどれだけあるからしいです。確かに、この薬を手に持った時に呼吸がとってもしやすかったように感じました。
私は、矢山先生の診察をおえて、今まで普通の病院で受けてきた診察とは、全くと言っていい程異なった診察だったけれど、確かに一理あるなと思いました。今の医療では、頭が痛いですと病院に行くと、熱を測って、診察をして、痛み止めを処方するというようなマニュアル的な医療が行われているような気がします。確かにインフルエンザや結核というような病名がつけられる病気ならば、大きな意味を持つのでしょうが、風邪というように何のウイルスや菌が原因で熱や咳が出ているのかはわからないけど、総合風邪薬と頓服薬を出しときますねのように原因はそれぞれ違うのに対応が画一的なのはやはりおかしいのかもしれません。
その点、矢山クリニックは、何が原因かをとことん調べて、その原因を一つずつなくしていくことで、体調を改善していくという、ある意味患者さんファーストの医療を提供しているなという印象を受けました。
最後に、私は今回の記事を通して今の医療は間違っているとか矢山医院の治療は最高だということを言いたいのではありません。今、全国にあるほとんどの病院は、いわゆる「コンビニ」みたいなものだと思います。一定のサービスを一定の水準、値段で受けることが出来ます。それはそれで、非常に素晴らしいのですが、矢山医院のようなまさに「個人経営の商店」のような個性的な医療が受けられる病院があっても面白いと思います。矢山医院の治療は、少し他の病院と違います。なので、今病院に通院されている方で、合わないなぁと思っている方は一度選択肢に入れてみてもいいかもしれません。
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